僕が吃音どもり・難発で恥をかいた話
僕が吃音どもりで恥をかいたのは、学生の頃の授業時と就職した先での朝礼の点呼とプレゼンスピーチでした。
授業時は、たった15人ほどの同級生の前で、英語でスピーチをするというものだったのですが、
一言目がどもってしまった瞬間にすべて飛んでしまい、紙を見ないで簡単な英語を話すところを、紙を見て、紙を持つ手が震えて、
声も唇も震えてしまいました。
その授業は友人も受けていたのですが、
「お前ちょーダサかったぞ(笑)」
「友達だと思われたくないレベルだったわ」
と言われてしまい、その後は自分にも自信がなくなってしまいました。
友人同士で話していても、一気に自分に注目が集まると、一言目がでてこず、一文字目がどもってしまったこともありました。
僕の場合、注目されるとダメなようです。
いじめにあったわけではないですが、それでも学校にいるときには、自分がどもったことを笑われているんだと、ずっと思い込んでしまいました。
その後、就職した先で、週一回、朝礼で点呼があるのですが、ここでも難発のようなどもりが起こってしまい、
静かだった周りがざわめきました。
多くの社員の前でプレゼンするスピーチのような練習もあったのですが、
ここでもどもりがでてしまい、とうとう話すのが嫌になってきてしまったのです。
対人恐怖症のような症状も発症してしまい、人と話すときに緊張して目を見れなくなっていきました。
恥と思うから恥なのだと思うのですが、自分の中ではずっとトラウマで、どうしてもそのトラウマが解けなかったのです。
それを改善してくれたのが、中村しょうさんのMRM吃音どもり改善プログラムでした。
このプログラムは、もともと潜在意識をコントロールしてビジネスに生かす、というセミナーを受けた中村しょうさんが、
セミナーの内容を自分の吃音どもりの改善に生かした結果できたプログラムです。
だからこそ、吃音を改善するというよりも、忘れる、立ち直る、という方がしっくりくると、中村さんも言っています。
普通のどもり改善方法とは異なる方法ですが、圧倒的な評価が口コミで広まり、
MRM吃音どもり改善プログラムはとても売れているマニュアルになっていったのです。
僕も、かなり納得しています。